Posted by on 2016年9月4日

(最近忙しくって、余裕がありませんでした。久しぶりの記事更新です。。。)

木造住宅の耐震化は大地震が起こる度に社会的な課題として取り上げられています。

とりわけH7年の阪神淡路大震災、そして先の熊本地震。これらの大地震では木造住宅の倒壊が目立ち、住宅の倒壊によりなくなった方も多くいらっしゃいます。阪神淡路は火災が発生したため特に被害が大きくなりましたが、熊本では住宅の倒壊が1番の被害要因になっているはずです。

良く知られているのは宮城沖地震昭和56年の建築基準法の改正で、木造住宅に新しい耐震基準が設定されました。新耐震基準では大地震の際でも倒壊は免れ、最低限、人命を確保できるとされています。ところが熊本地震では新耐震基準の建物もかなり被害を受けました。震度7クラスの揺れが2度続いたことが大きな要因とされていますが、今後何らかの基準改正が行われる可能性もあると思います。

さて、福岡県では、毎年「はじめませんか?住まいの耐震化」(←クリックしたら別ウィンドウで表示され、ダウンロードもできます)というパンフレットを発行し、木造住宅の耐震化の促進に向けた施策を紹介しています。

県民の知識や認識等がバラバラであることから、それに応じた対応方法を紹介しているモノですが、実際に耐震改修を行う場合はお住まいの市町村と県が補助を出してくれますので、工事費の足しになると思います。(こういった補助金制度は、知っているのと、知らないとでは大違いですよ!!!)

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上の2枚のように、基礎知識として活断層の位置を記したマップや地盤の揺れやすさマップなどもありますので、眺めてみるのも良いかも知れませんね。うちの辺りは、、、、赤だ!!!とか、発見できるかも。また、数年前のパンフットにはなかった断層が加わっていたりして、地面の中のことは分かっているようで分からないことも多いんだなぁ〜といったことも知ることができます。

ほんの一例を紹介しましたが、わが国では、地震に対して安全な場所なんてないことが理解できるのではないか、と思います。

 

 

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