Posted by on 2016年9月7日

平戸レストハウス「大改造」暗礁に コスト”劇的”増に市議会難色 [長崎県]

この見出しは、9月6日水曜日西日本新聞夕刊のトップ記事のものです。

「大改造」とコスト「劇的増」というコピーを見ただけでビフォーアフターを連想できますね(笑)うまいです。

そもそもの選択が良いのか、悪いのか、いろいろと考えちゃいました。

  1. 地方の観光施設等を宣伝するのに、メディアに乗っかること。とりわけ有名な番組のコンテンツになること。
  2. 施設や建築で人を呼び込むこと。
  3. 「匠」のような専門家に特命で公共施設設計の仕事を依頼すること。(2と密接に関係してる。。。)
  4. 「劇的ビフォーアフター」の功罪
  5. こういった施設の活用の難しさ
  6. 注目を浴びるために、思い切ったことをすること

ざっとこんなテーマが上げられそうですが、このうち一つのテーマで議論しても相当話ができそうです。

東京オリンピックのメインスタジアムである新国立競技場の工事費が問題となったばかりで、みんなが注目しているときに同じようなことをしている地方。議会が反発するのも当然と言えば、当然。

思い切った手を打ちたい、ということは理解できますが、それがビフォーアフターのコンテンツの一つとなって施設のリニューアルをすることで達成できるのか。

“匠”のホームページで施設改修のデザイン(模型)が紹介されていますが、かなり大胆に手を加えている様です。匠のマスターベーションになっていなければ良いのですが。。。

なによりもその施設で何をどうしたいのか、というコンセプトやソフトの内容が見えてこないのでなんとも言えないところです。ほらこんなに素敵な建物や空間ができたでしょ?見に来てね、というのではすぐに陳腐化してしまい、一過性の集客効果に終わってしまうのは目に見えてます。

いろいろな人の感想を聞いてみたいな〜、と思いました。

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